江原啓之 スピリチュアル「出雲大社」 ご祭神オオクニヌシ・御朱印

ムスビの御神像

出雲大社、ムスビの御神像

オオクニヌシが日本の荒海の向うから現れた幸魂奇魂(さきたまくしみたま)を授けられ、結びの神となられた神話に一場面。

魂には、和魂(にぎみたま)と荒魂(あらたま)があります。和魂は、神の優しく平和的な側面・仁愛であり、荒魂は神の荒ぶる魂で勇猛果断である反面、災いを引き起こすこともあります。

さらに、和魂は幸魂(さきたま)と奇魂(くしたま)に分けられます。
幸魂は運によって人に幸を与える働き、収穫をもたらす働きです。奇魂は奇跡によって直接人に幸を与える働きで、知識才略、学問、技術を表和します。

出雲大社、最大の謎!

出雲大社、最大の謎!

拝殿と御本殿の横にある小さな参拝所でも必ず参拝してください。

理由は、出雲最大の謎があるからです。拝殿の正面からは、オオクニヌシノミコトは左横(西の方角)を向いて鎮座されています。
その理由の1つとして、一般では「神無月」、出雲では「神在月」に西の稲佐の浜からやってくる神々を迎えるために、オオクニヌシノミコトは西の方角を向いておられるのだと言われています。

※出雲大社は、正式には「いずもおおやしろ」と読みます。

出雲大社・稲佐の浜

出雲大社と出雲の国譲り

「葦原の中国(あしはらのなかつくに – 地上の世界)は、わが子アメノオシホミミが治めるべきである

アマテラスは、葦原の中国に二度使者を派遣されましたが失敗。三度目にタケミカヅチとアメノトリフネの二柱の神を派遣されました。

オオクニヌシは、タケミカヅチに二人の息子の意向を聞きますと返事をしました。兄コトシロヌシは、すぐに同意しました。しかし、弟のタケミナカタはタケミカヅチに勝負を挑み完敗。諏訪の国に逃げました。追ってきたタケミカヅチに、諏訪の国より出ないことを約束し許してもらいました。

タケミカヅチとアメノトリフネの二柱の神は、再び出雲に帰ってくるとオオクニヌシに問います。
「あなたの二人の子コトシロヌシとタカミナカタは天つ神御子に背かないと言ったが、あなたの心はいかに?」

オオクニヌシは、答えます。
「私も背くことはいたしません。この葦原の中国を差し上げます。ただ、天つ神御子が天津日継(あまつひつぎ – 皇位)をお受けになる社のように天高い社を建てて、私が祀られることはお許しください。私は、この出雲の国に隠居いたします。また、コトシロヌシが統率すれば、私のほかの子の百八十神(ももやそかみ)も背くことはありません」

出雲大社の模型古代出雲歴史博物館

江原啓之 スピリチュアル「出雲大社」を語る。

神秘の力を持つ出雲は、神々の息吹を感じる古代から続く聖域です。
一般にダイコク様の呼び名で親しまれている、オオクニヌシノミコトをご祭神としてお祀りする出雲大社は、伊勢神宮に次ぐほどの、きわめて格式の高い神社です。「縁結びの神様」として、あまりにも有名であるがゆえに、かえって観光スポットのように考えている人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いではないでしょうか。

出雲大社が高位の神社であることは、拝礼の作法にも表れています。
日本の神社のほとんどは「二礼二拍手一礼」で拝礼します。自分の守護霊に、神様へのおとりなしをお願いするために、まず一礼。お参りをさせていただく神様に向かって一礼。二度の拍手は、家の玄関でチャイムを鳴らすのと同じような感覚であり、音霊(おとたま)によって場を清める意味もあります。そして、祈りを捧げた後、最後にお礼のために一礼をするのです。

一方、出雲大社では、拝礼は「二礼四拍手一礼」です。なぜ四度も手を叩くのか、確かな理由は伝わっていません。格式に応じて作法が複雑化するということなのか……。いずれにしろ、とても神秘的な約束事ではないでしょうか。

実際に出雲大社を訪れると、とても強いスピリチュアルなパワーを感じます。ご神霊にランキングがあるとしたら、非常に高いもので、まさに国家レベルだと思います。このクラスの神社では、伊勢神宮がそうであるように、個人の願い事をするよりは、「日本の国そのものへの守護」をお願いするべきだといっていいでしょう。
出雲大社は、個人的なレベルを超えてすべてのものが幸福であるように、数限りない「結び」を司る霊力を持っているのです。

出雲大社が縁結びの神様だといわれるのも、本来は、単に男女の縁結びだけを指していたのではないような気がします。男女が結ばれ、子孫が繁栄することが、国家の繁栄につながるからこそ、出雲大社のご加護があったのではないでしょうか。少子化が深刻な社会問題になっている現在、ますます出雲大社の重要性が増していると思います。

出雲大社・拝殿

出雲大社の拝殿には、長さ13メートル、胴回り9メートルという、巨大な注連縄がかけられています。いったい誰が言い出したのか、そこに10円玉を投げつけてうまく突き刺さったら、願い事が叶うという俗説があるそうです。実際、それを真に受けて試している人もいるようですが、ほくからすれば、とんでもない行いです。

拝殿とは、本殿に祀りした尊いご神霊に拝礼を行うために、慎んで建てられた神殿。その神聖な建物の注連縄に、10円玉を投げつけるなど、不敬としかいいようがありません。読片の皆さんは、俗説に惑わされて愚かな行為に走らないよう、くれぐれも注意してください。

出雲大社・素鵞社本殿の背後にある素鵞社。背後の八雲山の山肌に触れられます。

ちなみに、パワースポットということでいえぱ、ぼくが注目しているのは、出雲大社の摂社である素鵞社(そがのやしろ)です。ここは、スサノオノミコトをお祀りしたお宮で、とても強いパワーを持っています。ぼくが出雲大社に参拝すると、いつも巨大な龍神のお姿を目にするのですが、それも素鵞社のご神霊なのかもしれません。

ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトは、英雄神として出雲に君臨されました。その意味では、出雲はスサノオノミコトの国といってもいいのではないでしょうか。
スサノオノミコトは、魔を祓う神様ですから、緑結びのお願いをするうえでも、素鵞社は重要です。まず、悪縁を振り祓ってからでないと、新しい出会いも生まれないでしょうから。

出雲大社に2019年7月13日に参拝

私はバスツアーで、2019年11月2日に熊野本宮大社を参拝しました。ちなみに、7月13日は、私の誕生日です。誕生日に、出雲大社を参拝できたことが、とても感慨深いです。

私は60年以上生きてきて、人生初めてのおみくじを出雲大社で買いました。最初に買ったおみくじが第八番で、悪いことばかり書いてありました。このおみくじは、近くの木にくくりつけました。参拝後、再度おみくじを買ったところ、これが第一番。いいことが多く書かれていました。

ところが、出雲大社のおみくじは第一番から第三十番まであり、番号による吉凶の順番ではないそうです。それでも、いいことが多く書いてあったこの第一番のおみくじは、今も私の財布の中に大切にしまっています。

出雲大社・第一番のおみくじ

出雲大社と神楽殿の御朱印

出雲大社と神楽殿の御朱印

江原啓之
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