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江原啓之 スピリチュアル〈タブー〉に答える その3

江原啓之著『スピリチュアル タブーブック禁』より。

①水子は、祟ることがある?

子供は親を恋い慕うものなので、祟ることはありません。
霊的な現象を起こすことがあるのは、ただ寂しいからです。

虐待を受けている子供でさえ、親を愛し、「虐待されるのは自分のせいなんだ」と考えるものだそうです。それほど、子供は親が大好きなのです。

そんな魂が、なんらかの霊的現象を起こすことが、時にはあるのも事実です。でも、それは祟りではありません。寂しいだけですから、その子の存在をあたたかく思い出してあげてください。

悪質な霊能力者は、相談者の不幸の原因を水子の祟りだと言い、高い供養をしているようです。ご注意ください。

②先祖供養をしないと不幸になる?

「不幸」と思えるできごとを招くのは、自分自身の波長とカルマだけ。
なんでも先祖供養と結びつけて考えるのは間違いです。

スピリチュアルな視点では、先祖供養をするかしないかが、幸不幸の原因ではありません。今までに自分が何をしてきたか、どんな思いで生きているかが、自分の現実をつくっています。

いい供養とは、「私たちは頑張っていますので、安心して浄化に励んでください」と激励することです。供養における最大のタブーは、先祖霊にお願いごとをすることです。先祖霊は、願いをかなえてくれるスーパーマンではありません。

③生きているあいだに墓を建てると死ぬ?

墓を建てたから亡くなるのではなく、
死を予知していたからこそ建てたという場合が多いのです。
自分の墓の建立は、むしろ賛成です。

死を忌み嫌う日本人にとって、墓について語ることさえ「縁起でもない」と思われがちです。しかし、スピリチュアルにみると、死は誰の人生にも最後に必ず訪れる、ひとつの生の「卒業」にすぎません。死を常に見つめていてこそ、「生」が充実するのです。

江原啓之さんは20代の時に、ご自身のお墓を建てたそうです。ご両親のお墓参りのたびに、このお墓があるおかげで、自分の死を否応もなく意識させられ、人生の一分一秒を充実させようとの思いを新たにできるそうです。

生前に墓を立てると子孫が繁栄しない」は迷信。子や孫は親の墓を建てることが、敬う心を養うもの。その心が育まれないと考えたからかもしれません。

④故人の仏前には好物をお供えしたほうがよい

習慣性のあるタバコや酒、甘いものはお供えしてはいけません。
故人のために、現世への未練のもとを断ち切ってあげたほうがいいのです。

この世に未練を残している魂は、「幽界」に旅立てず、未浄化霊となってこの世にとどまってしまいます。魂にとって、それはとても苦しいことです。だから、故人の魂が一日も早く「幽界」に行けるよう、この世の未練を断ち切ってあげるのです。

ただ、四十九日ぐらいまでは、「最後だから、よく味わってね」と好物をお供えしてもかまいません。

高額な戒名をつけると、故人は早く浄化できる?

本来、戒名はあってもなくてもどちらでもいいものです。
故人は戒名で呼ばれても、自分のことだとは思いません。

戒名とは、亡くなった人の仏教徒としての名前です。仏教で葬儀をする際には、故人を仏教徒にしなければならないというしきたりで戒名をつけます。俗名で葬式をしたり、位牌に俗名を記しても構いません。

江原啓之さんがスピリチュアル・カウンセリングをしていた時、戒名で魂に語りかけても、一人も出てこなかったといいます。当然、高い戒名をつける必要ありません。

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