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江原啓之「スピリチュアリズムを語る」- 序 -

死の準備ではありませんが、精神世界のことを学ぼうと思い、江原啓之著『江原啓之 スピリチュアリズムを語る』に出会いました。

江原啓之さんの本は多数ありますが、この『江原啓之 スピリチュアリズムを語る』ほど、スピリチュアルなことを真正面から取り上げている本はないでしょう。

スピリチュアリズムは「哲学」であり「生き方」

スピリチュアリズムは、精神的な価値観や霊的な価値観に基づいて生まれる「哲学」および「生き方」です。私たちには現世だけでなく、別の世界も存在します。

現在も広がるスピリチュアリズムに対する一般的な誤解を解明し、真のスピリチュアリズムの本質、そしてスピリチュアルな生き方が何を指すのかを、学んでいきましょう。

スピリチュアリズムへの誤解や霊感商法

江原啓之さんが20年前にスピリチュアリズムを日本に紹介し、マスメディアで広く取り上げられてから10年以上が経ちました。

スピリチュアル・ブームが去り、江原さんは今もスピリチュアル・カウンセラーとして活動していますが、本当のスピリチュアリズムを伝えきれず、理解不足や誤解が残ることに懊悩しているそうです。

雑誌やインターネットには「〇〇を身につければ、結婚できる」「毎日△△を実行して、大金が入った!」などの言葉が躍っていますが、これらの価値観は現世における幸せや物質主義に焦点を当てています。

スピリチュアルな要素を持ちながらも、現実の物質主義的な視点しかないのです。

江原さんが特に気になるのは、まったくスピリチュアルでないものが一般的に受け入れられていることです。宗教やオカルトと同一視され、霊感商法まで存在します。スピリチュアリズムを理解している者にとってはつらい現実です。

今のスピリチュアル批判は、火事が起きたときに「ガス会社の説明が不十分だったからだ」と責任を転嫁するのに似ています。大人なら、自分の判断で火の元に気をつけることが当然であるべきです。

スピリチュアリズムの起源

スピリチュアリズムは、死後の世界を研究した心霊研究者たちが、別の次元の存在を感じ、従来の常識や価値観を見直し、「スピリチュアリスト」として生きる哲学を採用した結果生まれたものです。

「そういう別の世界があるならば、今までの常識は間違っていたのではないか。自分たちが正しいと思っていた価値観は全部がひっくり返り、私たちの人生の目的そのものが変わってくる」

これは精神的・霊的な価値観に基づく新しい生き方で、現世だけでなく別の次元も含まれます。

スピリチュアルに生きることは、魂の旅

生きることを「魂の旅」と捉え、スピリチュアリズムの視点から生まれてきた私たちは、経験や感動を通して魂を磨き、最終的にはあの世に帰っていきます。

この本により、私たちはスピリチュアリズムに対する一般的な誤解をとき、真のスピリチュアリズムとは何か、スピリチュアルな生き方の本質を広く知流ことができます。

難解な場合は閉じても構わず、時には厳しい言葉も用いるかもしれませんが、それはスピリチュアリズムを正しく理解してもらうための江原さんのアドバイスです。

20年の経験を通じて、江原さん自身が原点に戻り、真のスピリチュアリストとしてのあり方を実践し示す時期が来たと感じているそうです。そのための指針がここにあります。

『江原啓之 スピリチュアリズムを語る』より

まとめ

スピリチュアリズムは精神的・霊的価値観から生まれる「哲学」であり、「生き方」です。

雑誌やインターネットに躍る幸せの価値観は物質主義に焦点を当てており、スピリチュアルな視点が抜けています。

スピリチュアリズムの起源は心霊研究から生まれ、研究者たちが新しい生き方を模索しました。この新しい生き方は「スピリチュアリズム」と呼ばれ、現世だけでなく別の次元も含まれています。

最終的には魂の旅として経験や感動を通じて魂を磨き、あの世に帰っていくのがスピリチュアリズムの視点です。