おみくじ「大凶」

 

おみくじ「大凶」が出たら、あなたはどうしますか?

2021年はコロナ禍で、1月1日にお参りに行った人は少なかったと思います。
まだお参りしていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ところで、おみくじを引いて「大凶」が出たら、あなたはどうしますか?

  1. そのまま、木にくくりつける
  2. そのまま持って帰る
  3. 捨ててしまう(気にくくりつけると「大凶」確定?)
  4. もう一度、引き直す

みなさん「大凶」の場合は、どうしたら良いか考えてしまうと思います。
そこで、江原裕之さんに聞いてみたいと思います。

江原さん、おみくじ「大凶」の運勢は、変えられないのですか?

おみくじで大切なのは、吉か凶かではなく、"本文"。
スピリチュアル・ワールドの神様の助言を感性で読みとりましよう。

おみくじを引き、吉凶の判断だけ見て一喜一憂する人は多いようです。
でも、本来、おみくじとは、神様にいただく「助言」なので、大凶や凶を引いてもあまり気にしなくていいのです。
神様はあなたへの助言を、吉凶にではなく、はじめの文章に表してくださっています。
音風の文章に慣れていないと抽象的でわかりづらいかもしれませんが、そこは感性を働かせて。
あなたなりのインスピレーションで、文章の言霊や音霊からメッセージを読みとりましよう。

おみくじを引く前に、目的をあらかじめはっきりさせておくことが大切。
何に対しての助言をいただきたいのか、お参りに出かける前から心に決めておく。

そして拝殿でお参りするときに
「本日はお言葉をちょうだいしたいと存じます。
おみくじに託して、今の私の魂に必要なメッセージをください」
と念じてください。

お参りが終わったら、その足でおみくじに向かい、念を込めて引きましょう。念力が十分に高まっていれば、今の状況に対する的を射たメッセージがそこに書いてあるはずです。

おみくじを神社やお寺に結んで帰るのは、実は間違った風習。
せっかくいただいた助言ですから、たとえ大凶であっても持ち帰り、しばらくとっておきましょう。私はよく、引いた日の日記にはっておきます。月日がたち「このおみくじはもう十分参考にさせていただいた」と思ったら、捨ててかまいません。可能なら、引いた神社やお寺にご報告とお礼に出かけ、おたきあげに出しましょう。

ところで、「大吉」から「大凶」の割合は?

ところで、「おみくじ」でこんな疑問を持ったことはありませんか?

  1. おみくじって、その神社やお寺のオリジナル?
  2. 大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶の割合は?
  3. 神社によって、大凶はなくしている?

ちょっと残念ですが、多くの神社やお寺のオリジナルではないそうです。
だから、既製品のおみくじの割合がそのまま運・不運の割合です。
ですが、神社によってかなり面白い趣向を凝らした「おみくじ」もいっぱいみてきました。
今の時代、「おみくじ」であっても、その神社の人気につながるのかもしれません。

楽しいおみくじ

終わりに。出雲大社のおみくじは1番から30番まである?

2020年7月13日に出雲大社に行った時、小銭が必要になり、人生初おみくじを買いました。
結果は、「9番」が出ました。
その時はその番号が何を表しているのかわからず、単純に10番のうち9番、下から2番目の運だと勘違いしてしまいました。
このまま、そんな下の方の運を木にくくつけたくはありません。

そこで、近くにいらした神社の関係者の方に聞きました。
「おみくじは、何度買っても構いませんか?」
「はい、構いません」
とのお答えでしたので、再度購入したのです。
「では、悪い方のおみくじはどうしたら良いのですか?」
「木にくくりつけてください」

2度目の結果は「1番」。思わず「ヤッター!」と思いました。
前の「9番」は木にくくりつけて、今も「第一番」は財布の中に入っています。

後で検索して知ったことですが、出雲大社のおみくじは1番から30番まであります。
その番号には、大吉から大凶といった運・不運の意味合いはなく、単なる番号だということでした。

出雲大社のおみくじ第一番

おすすめの記事