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三輪山と大鳥居大神神社・大鳥居(一の鳥居)©️ウィキペディア

「大神神社」恐ろしい、呼ばれる人の事例を調査。はたして、大神神社には「呼ばれていない人は登れない」のでしょうか。

「大神神社」恐ろしい、呼ばれる人の事例とその根拠とはなんであるかも調べてみました。

そして、江原啓之氏はこう書かれています。
「大神神社は、すべての人を温かく受け入れてくれるような、優しさに満ちた神社」
「霊格が高く、日本でも五指に入るほどのパワーを持っていながら、まったく鋭さがな

「大神神社」恐ろしい、呼ばれる人の事例

「大神神社」恐ろしい、呼ばれる人の事例があるのか?

ここに掲載した項目は、ネットから集めた事例を整理してみました。三輪山登拝者の体験が多くありました。まずは、読んでみてください。
大神神社は「おおみわじんじゃ」と読みます。

「三輪山で起きたことは口外してはならない」鉄則

  • 登拝での出来事は誰にも話してはならない
  • 落とした念珠が見つかると、下山するまで白檀の香りがしていた
  • 三輪山のぬかるんだところで転んでも怪我はなく、どこも汚れなかった

三輪山登拝呼ばれていない人は登れない

  • 登りたくても登れない人が多く、タイミングが来るまで登れない人もいる
  • 計画を何度たてても、急用や体調不調や天候悪化で行けなくなるなど中止

なぜか? 登り切ると疲れない!

  • 急な山道を往復したのに疲れが全然なかった
  • 普段運動をしないのに、急な山道が続いても疲労感がない

パワースポットならでは?

  • 手がピリピリ痺れてくる
  •  神さまのメッセージがおりてくる
  • それまでの迷いが、ふっと断ち切れる
  • 知らずに登って運命が変わってしまった人が多くいる

    三輪山の一草一木、石一個もご神体なので持ち帰りは厳禁

    • 縁結びのご利益のある神社でもありますが、逆に異性運が悪くなったり、一生独身で過ごすことになったりもする
    • 物の怪の主だから大物主と呼ばれている←これは?

    御神木「巳の神杉」(樹齢400年の杉の巨木)に現れる白蛇

    • 20年前に三輪山へ土足で入り込んで、草木を抜く、石を持ち帰る、火の付いたタバコを三輪山へ捨てる、という学生が30歳過ぎても独身で悪い事が起き続けたといいます。
      これは大物主命の眷族の黒蛇が怒り狂って与えた神罰?
      「学生とは言え、三輪の神に失礼な振る舞い、許すべからず! 御本霊を十字架に張り付けて、80歳までそのままにすべし!」

    御神木「巳の神杉」©️ウィキペディア

    三輪山登拝後のRIKACOさんコメント

    「めっちゃ大変でした。途中でほんと辛かったんですけど、一番上はそこの周りがピタッと止まっている感じ。そこからは爽快。達成感といい経験ができた。素晴らしかった」

        「大神神社」恐ろしい! その3つの根拠

        「大神神社」恐ろしい! その理由①三輪山は禁足地

        大神神社には本殿がありません。ご祭神は大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)ですが、神社の背後にある三輪山がご神体です。

        このご神体である三輪山は、元来が禁足地。一般の人はもちろん、神職者でさえ入ってはいけないとされていました。近年、三輪山は登拝が許可されています。しかし、厳しい規則があります。下の「大神神社・三輪山の登拝は狭井神社から」参照

        禁足地とは「立ち入り禁止区域」ですが、ただ単に入ってはいけないと決められたわけではありません。そこには何らかの理由があります。特に三輪山のような山がご神体とされているところは、神が鎮座する場所で、普通の人からは想像できない恐ろしい場所です。安易に入山したら、神のタタリがあると思われても仕方ありません。

        「大神神社」恐ろしい! その理由②大物主大神の無理難題?

        大国主神と少名毘古那神が国造りをしている時、海からやってきた大物主大神。
        「しっかりと私を祭るならば、私が一緒に国を作ろう。もしそうでないならば、国は成り立たないであろう」
        こうして、大物主大神は三輪山に鎮座することになりました。

        勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)という乙女は、三輪山の大物主神が気に入ります。大物主大神は赤く塗った矢に化けて、乙女が厠に来た時、乙女の陰(ほと)を突きました。

        第10代崇神天皇の御世に疫病が起こり、天皇が眠っていると、大物主神が夢に現れました。
        「これは我が御心である。意富多多泥古(オオタタネコ)に我が御魂を祭らせなさい。そうすれば神の祟りも起こらず、国は安らかに治るだろう」
        (『古事記』より)

        「大神神社」恐ろしい! その理由③大物主大神は蛇⁉︎

        【三輪山伝説・箸墓伝説】

        第7代孝霊天皇皇女の倭迹迹日百襲姫(ヤマトトトヒモモソヒメ)のもとに、毎夜男が来るようになりました。

        しかし、男はどういうわけか姫に顔を見せません。次の日の朝、百襲姫が姿を見たいと願うと、大物主大神はタンスの中に小蛇の姿で現れましたが、百襲姫が驚き叫びました。

        大物主大神は恥じて御三輪山に帰りました。百襲姫がこれを後悔して腰を落とした際、箸が陰部を突いたため百襲姫は死んでしまいました。

        大神神社はご祭神とご神徳

        ご祭神
        大物主大神(オオモノヌシノオオカミ)
        また、三輪山自体がご神体です。ですから大神神社には拝殿のみで、本殿はありません。
        また、拝殿の奥は禁足地。三ツ鳥居と瑞垣が、禁足地と拝殿の間に結界としてあります。ご祭神の御名は「大いなる物の主」

        ご神徳
        疫病を鎮めたことから医薬の神として有名。酒造り、様々な産業、厄除け・方位除、治病、製薬、禁厭(まじない)、交通、航海、縁結びなど。

        大神神社(おおみやじんじゃ)
        大和国の「一之宮」として、広く崇敬されてきた大神神社。ご祭神はオオモノヌシノオオカミ。三輪山全体をご神体としています。
        ●奈良県桜井市三輪1422
        電話0744-42-6633
        https://oomiwa.or.jp

        奈良県にある大和国一宮「大神神社」

        大神神社・二の鳥居大神神社の二の鳥居

        江原啓之著 神紀行1「伊勢・熊野・奈良」より

        心に傷を負った人でも優しく抱きとめてくれる、癒しの神社の素晴らしさ

        三輪山の美しい稜線を背にした大神神社は、大和国の一之宮として崇敬を集めてきた神社。広々とした境内には、常に清々しいご神気が満ちています。

        大神神社は、すべての人を温かく受け入れてくれるような、優しさに満ちた神社です。非常に霊格が高く、それこそ日本でも五指に入るほどのパワーを持っていながら、まったく鋭さがないのです。

        大神神社・三ツ鳥居大神神社・三ツ鳥居

        大神神社のご神体は、社殿の背後にそびえる三輪山

        大神神社にはご本殿に当たるものは設けられておらず、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して、遠く三輪山を拝するようになっています。

        「神の宿る山」である三輪山は、現代でも一木一草にいたるまで、斧で伐採することを許されていません。こうした霊山・三輪山のおおらかさが、そのまま大神神社の個性になっているのかもしれません。

        大神神社〆縄鳥居の向こうに拝殿

        現代社会を生きるぽくたちは、常にいろいろなストレスに直面しています。そんなとき、心身を癒すためのひとつの方法として、スピリチュアル・サンクチュアリを訪れてみることを提案します。特に大神神社は、おおらかで優しいご神気によって、参拝者をあたたかく抱きとめてくださると思います。

        大神神社・拝殿大神神社・拝殿

        大神神社の摂社である狭井神社(さいじんじゃ)は、病気平癒に霊験あらたかな神社として、全国的に知られています。境内の「薬井戸」から湧き出る水は、ご神水として有名で、常に参拝者が絶えません。

        ご神体である三輪山から湧き出る水だけに、その霊気が宿っているのでしょう。参拝する機会があれば、ありがたくいただいて、パワーを吸収しましょう。

        山ノ神遺跡・磐座山ノ神遺跡・磐座

        『古事記』から

        『古事記』の中の大物主大神の記述

        大国主神と少名毘古那神が国造りをしている時、海を照らしてやってくる神がありました。
        「しっかりと私を祭るならば、私が一緒に国を作ろう。もしそうでないならば、国は成り立たないであろう」
        「ではどのようにして治め奉ればよいでしょうか」と大国主神。
        「私を大和の国を青垣のようにまわっている山の内の、東の山の上に祭りなさい」
        この神は三諸山(三輪山)に鎮座する神です。

        神武天皇が大后を求めている時、大久米命が言いました。
        「このあたりに『神の御子』というべき乙女がいます。勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)といって、三輪山の大物主神が気に入ってしまいました。神は赤く塗った矢に化けて、乙女が厠に来た時、乙女の陰(ほと)を突きました。驚いた乙女はその矢を持って床におくと、麗しき男になりました。その二人の娘が『神の御子』です」

        第10代崇神天皇の御世に疫病が起こりました。天皇が夢から神意をえようと、特別に清めた寝床で眠っていると、大物主神が夢に現れました。
        「これは我が御心である。意富多多泥古(オオタタネコ)に我が御魂を祭らせなさい。そうすれば神の祟りも起こらず、国は安らかに治るだろう」

        三輪山伝説と赤い糸?

        この意富多多泥古(オオタタネコ)が神の子であると知ったのには、次のような理由がありました。とても美しい活玉依毘売(イクタマヨリヒメ)のもとに、ある夜遅く、容姿端麗で威厳のある若い男がやってきました。二人は惹かれあい、結ばれて毎晩一緒に過ごしていると、その美人は妊娠しました。

        そこで父母が妊娠したことを怪しみ、活玉依毘売に聞きました。
        「おまえは自ずと妊娠した? 夫もいないのに、なぜ妊娠したのか?」
        「麗しい男の人がいて、その名前も知らないのですが、毎晩私の所にやってきて、一緒に夜を過ごしている間に、自然と妊娠したのです」

        父母はその男のことを知りたく、活玉依毘売に言いました。
        「赤土を床の前に散らし、糸巻きに巻いた麻糸を針に通して、その衣の裾に刺しなさい」
        娘は言われたとおりにし、翌朝に見てみると、針で付けた麻糸は戸の鍵穴から通り出て、残った麻糸は三勾(三巻という意味。三輪山の「みわ」とかけている)だけでした。

        これによって、その男が小さな鍵穴から出て行ったことを知り、その糸を辿っていくと、美和山(三輪山)に至り、神の社に続いていたので、その男が神の子であると分かりました。

        大神神社・三輪山の登拝は狭井神社から

        狭井神社狭井神社

        登拝案内図(入山心得 十箇条)登拝案内図(入山心得 十箇条)

        三輪山の登拝は狭井神社で申請(ひとり300円)します。「三輪山登拝証」の襷(たすき)をかけて登りましょう。登拝後に襷は返却します。

        かなりきつい山道になりますので。お年寄りや体調が優れない方は控えた方が良いでしょう。「登拝案内図(入山心得 十箇条入り)」をいただけますので、よくご確認ください。

        入山心得 十箇条
        一、三輪山は神体山です。敬虚な気持ちでの登拝を願います。
        ニ、入山前に各自御幣(賽銭箱横)でお祓いをして下さい。
        三、入山中は、「三輪山参拝証」の襖を首にかけて下さい。
        四、行程は上り下り約四kmです。
        五、登下山に要する時間は普通二〜三時間です。
        六、山中での飲食は出来ません。
        七、山中の草木・土・石は採取出来ません。
        八、お供物は必ずお持ち帰り下さい。
        九、下山は気をゆるめずに十分に足許を確認し、着実に歩を進めて下さい。
        十、下山は午後四時までに完了願います。

        大神神社の御朱印

        2021年(令和3年)御朱印

        2021年(令和3年)御朱印

        2020年(令和2年)御朱印2020年(令和2年)御朱印

        まとめ「大神神社」恐ろしい、呼ばれる人?

        「大神神社」恐ろしい、呼ばれる人の事例と理由を調べてみました。

        確かに大神神社で恐ろしいことを体験した方がらも多くいらっしゃいますが、恐ろしさは神社ではなく大物主大神の神格や禁足地としての三輪山に関係しているようです。特に『古事記』に書かれている大物主大神は、自分の要求を有無も言わさずに実行させる勢いがあります。

        しかし、江原啓之氏はこう書かれています。
        「大神神社は、すべての人を温かく受け入れてくれるような、優しさに満ちた神社
        霊格が高く、日本でも五指に入るほどのパワーを持っていながら、まったく鋭さがない

        大神神社には、いつか参拝と登拝をしたいと思っています。しかし、私はまだ「呼ばれていない人」に入っているようです。