スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

『スカイウォーカーの夜明け』はレイの物語

『スカイウォーカーの夜明け』は、レイの物語。
最初から最後までレイが登場する場面は多かったです。そして、最初に出てきた時から、レイの顔は力に満ちて輝いていました。また、全身からはオーラのような力が出ていました。

途中、レイは何度もその出生が影を落とし悩みます。しかし、悩むたびに『フォースと共に』新たな力を得ていきます。

『スカイウォーカーの夜明け』これぞ映画!満足です。

『スカイウォーカーの夜明け』は全編、映画らしい映画でした。前の二作はどこか影があるストーリーのせいか、なんかスッキリしないところを多く残しています。

特に、カイロ・レンの純粋に悪になりきれない性格は、中途半端な気がしてしまいます。『スカイウォーカーの夜明け』でも、やっぱりカイロ・レンは中途半端に変わりませんが、最後には予想通りレイを助けます。かつて、ダース・ベイダーがルークを助けたように。

製作者、特に監督は大変な責任だと思いますが、『スター・ウォーズ』シリーズ最後は、スッキリ感動させてくれなければ、世界が納得しません。

「レイ・スカイウォーカーです」」

エンディングでは、レイはかつてのルーク・スカイウォーカーの住居を訪れます。そして、近所のおばさんに尋ねられます。

「あなたは誰ですか?」

今の彼女の顔には、パルパティーンの影はありません。
魂となったルークとレイアが見つめる中、レイは答えます。

「レイ・スカイウォーカーです」

『スカイウォーカーの夜明け』は『6/ジェダイの帰還』に近い。

最後の方は、全く『エピソード6/ジェダイの帰還』と同じ展開です。
あの不気味に笑うパルパティーンの前で、ルークとダース・ベイダーが戦い、レジスタンス軍が壊滅の危機に瀕するところなど、『スカイウォーカーの夜明け』も全く同じ展開です。

今回のレイは、ルークなのです。
ダース・ベイターに怒りで打ち勝つと、ダークサイドに落ちてしまう。これを恐れたルークと同じように、最大の敵パルパティーンを倒せないレイ。
「私を殺して、宇宙の女帝になるのだ!私はお前と一緒になる」

しかし、いつも疑問に思うのですが、怒りで悪を斬ると、ダークサイドに落ちてしまうのでしょうか? あの『エピソード3』のアナキン・スカイウォーカーのように。

アナキンはパルパティーンを助けるために、いやパドメを助けるためにジェダイマスター、メイス・ウィンドウ(サミュエル・L・ジャクソン)に挑み、ビルから外に落としてしまいました。この時こそ、アナキンがダークサイドに落ちた瞬間です。

『スター・ウォーズ』から『スカイウォーカーの夜明け』42年間!

1977年 記念すべき第一作『スター・ウォーズ』エピソード4/新たなる希望が公開されました。
2019年 最後の最後『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開されました。
実に42年経ちました。全9作ですから、単純に計算すると4.6年に一作公開されたことになります。
第一作『スター・ウォーズ』を10代に観た人は、50代になっています。

最後に、パルパティーンの言葉に1つの疑問

『スカイウォーカーの夜明け』前作『最後のジェダイ』で、最高指導者スノークがライトセーバーに貫かれて、簡単にカイロ・レンに殺されてしまいました。

最高指導者スノークが簡単に殺された時、『ほんとに死んだの?』と思いましたが、確かに実体を持った肉体でした。『スカイウォーカーの夜明け』の最初の方で、そのことに触れたパルパティーンは、カイロ・レンに語りました。
「スノークは、私の幻だった」

では、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の最後に、カイロ・レンと戦ったルークの幻とは違うのでしょうか?カイロ・レンのライトセーバーがルークの幻の体を貫いても、何のダメージも受けませんでした。

この違いは、どう理解すればよいのでしょうか?

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