あとの祭 医療チームのグッズあとの祭 医療チームのグッズ©️週刊文春

「医療チームのグッズ」過剰在庫

必ず、有効活用してほしい! TOKYO 2020 未使用医療物資は語る】の第2弾ともいうべき汚点が出てきました。

いったい2020オリンピック&パラリンピック、どれだけ税金を無駄にすれば気が済むのか! 簡単に「新型コロナが原因」と済ませることができるのでしょうか?

組織委員会に質問したが、期限までに回答は得られなかった』とあるように、責任機関は「臭いものには蓋」状態です。

たしかに「新型コロナ」は前代未聞で、予測不可能なことばかりが起きています。しかし、2020オリンピック&パラリンピックは、当初からいろいろな問題が出ていました。

当然、長い間、無観客かどうかも問題にあがっていました。それなのに、なぜこんなに医療チームのグッズを作ってしまっていたのか? 疑問と言わざるをえません。

私はチケットを買わなかったが、購入した人々への返却も決まったという情報はまだありません?

昨年チケット抽選日直後の開会式チケット2枚当たった料理屋のご主人のニュースが、今も思い出されます。

「これから半年頑張って、チケット代を稼ぐぞ!」とニコニコ顔でインタビューに答えていました。直後、コロナでお店は自粛。さらに無観客で開会式を見られない、お金は全額戻ってくるのか? 今、ご主人どんな思いをしておられるのか? 胸が痛みます。

あとの祭「医療チームのグッズ」

(以下『週刊文春』2021 .09.09より)

9月5日に無事閉幕したパラリンピック。しかし、その舞台裏には山と積まれた段ボールが。中には一体、何が入っているのか。

医療スタッフのためのオフィシャルクッズです。帽子、シャツ、ジャケットやパンツなどが各会場で余り、それらが今、晴海トリトンにとんどん集まっている状態なのです」(東京五輪・パラリンピック大会スタッフ)

スタッフの人数を正確に把握しなかったため、医療チームのグッズが過剰在庫になってしまったのだ。各会場は、晴海トリトンへの輸送料を削減するためスタッフに持ち帰らせているという。

友人がボランティアスタッフを務めていた女性がこう証言する。「ある日、友人が大量のオフィシャルグッズを持って帰ってきたのです。『このままだと捨てられてしまうみたいだから、もしあなたも欲しかったらどう?』と色々な人に聞いて回っていました」

また、規約で禁止されている転売で儲けを得ようとする人物もいたという。

記念に欲しがる人が多いのか、高額で転売されているケースが目立ちます。業者に通報しても、いたちごっこの状態です。またトリトンは、誰でもいつでも入れるので、グッズをくすねることは簡単。在庫管理も徹底していないので、とれだけ盗られているかもわかりません」(別の大会スタッフ)

なくならないグッズをどのように後処理するのかで、組織委員会担当者は頭を抱えている。

「どうにかして在庫を一掃したいからか、今まで少しでもお世話になった医療機関や大学、果ては運送会社にまで、グッズを譲渡しようとしているようです。やり方はほとんど押し売りのようなものですね」(同前)

到底さばききれそうにない在庫を一体どうするのか。組織委員会に質問したが、期限までに回答は得られなかった。様々な意見の中で幕を閉じた東京大会だが、"あとの祭"はまだまだ続く。

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