©️女性セブン

週刊『女性セブン(10.1)』にこんな記事が出ていました。
この記事が取り上げている厚生労働省「人口動態統計月報」によると、われわれ高齢者は病院に行かない方がいいのかと思ってしまいます。
もちろん、緊急の事故の場合は、違いますが……。

病院に行かなかったら、高齢者の死亡率が下がった!

(以下、『女性セブン』より抜粋)

コロナ禍に死亡者数が減少しているという意外な統計を厚労省が明らかにしている。特に、高齢者の循環器系疾患での死亡者数が大幅に減っている。コロナ禍に増加すると不安視されていた当初の予想とは正反対の結果となった。そこには「新しい生活様式」による習慣が関係していた。

季節の移り変わりに不安を覚える人もいるだろう。しかし、厚生労働省「人口動態統計月報」では意外な数値が並び、医療関係者を驚かせている。9月に公開された今年1月から4月までの国内死亡者数を昨年同時期と比べると、今年の方が1万200人以上も少ないことがわかったのだ。

死因の中で最も減少しているのは呼吸器系の疾患で、6,708人も減っている。その背景には、新型コロナ感染対策として多くの人々が「手洗い、うがい、マスク」を徹底するようになり、インフルエンザや風邪などにかからなかったことがあるとされる。

注目すべきは、循環器系疾患の死者が昨年に比べて5,629人も減少した点だ。ただし、上の表でもわかるように、大幅な減少をしているのは65才以上の高齢者であり、65才未満の世代では昨年と大きな変化はない。

アメリ力人の死亡原因の第3位は「医療過誤」

その理由の1つとして、高齢者が外出(病院など)を控えたことが考えられる。

熊本大学病院地域医療支援センター特任助教授の髙栁宏史さんはこう話す。
「明らかに医療によって体調不良を引き起こすこともあります。『医原性疾患(医原病)」と呼ばれ、例えば、採血時に刺した針が神経を傷つけて痛みやしびれを残してしまったり、CT検査などで使う造影剤でアレルギーによるショックを起こすことなどがあります」

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が2016年に発表した調査では、アメリ力人の死亡原因の第3位は医療ミスや過剰な医療など、「医療過誤」によるもので、年問25万1,454人が死亡していると推計されている。

新潟大学名誉教授の岡田正彦さんは、"不要不急"の治療のリスクを指摘する。
「この調査によると、医療が原因となって亡くなった人と、『がん』や『心筋梗塞』で亡くなった人の数は大きくは変わりません。この発表は日本であまり報じられませんでしたが、不必要な治療が結果的に健康寿命を縮める原因になっていると、一部で指摘の声が上がっています。
薬の副作用や投薬ミスで亡くなることもあるでしょうし、切除しなくてもいい小さな腫瘍を手術したことで感染症を発症したというケースもあります」(岡田さん)

病院で病気に感染する

これからの季節は、病院に行くだけでインフルエンザなどの感染症がうつるリスクも高まる。インフルエンザの年間死亡者数は、世界で約25万〜50万人、日本だけでも3,000人以上にも上り、新型コロナより危険ともいわれる。

「病室や診察室の仕切りなどに使われているカーテンは、看護師から患者まで誰もが触っています。いまはどこの病院もアルコール消毒など感染症対策は徹底していますが、何百枚もあるカーテンをすべて消毒するのは難しい。カーテンをめくって診察室に入るような病院は、感染リスクが高いと心得てください。下痢や風邪、インフルエンザなどは、病院に行っても不要な薬を出されるだけです。下手に薬をのめば、かえって治りが遅くなることもある。家で温かくして寝ているのがいちばんです」(岡田さん)

現在は、病院へ行かなくてもオンラインで医師の診断を受けることもできる。体調が優れないときこそ、無理に病院へ行こうとするのではなく、自宅待機で様子を見るのがコロナ禍の新常識だ。

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実際のところ、コロナ禍に高齢者の死亡率が下がった最大の要因は「外出自粛」にあると高柳さんは考える。
「毎年、冬場になると心筋梗塞や脳梗塞の患者が増えます。これは、室内と外気の激しい寒暖差による"ヒートショック"によって引き起こされることが多い。今年の1月から4月は、コロナ禍を避けて外出する高齢者が少なかった。寒暖差ストレスを受けなかったことが死亡率を下げたとも考えられます」(髙栁さん)

猛暑の時期は熱中症を避けて涼しい室内で過ごすことが推奨されたように、寒い季節は暖かい室内で過ごすことが、感染症対策にも、死亡率を下げるためにも最も効果的だ。ただし、運動不足によって健康を害する危険を忘れてはいけない。薬をのむことや病院へ行くこと以上に、室内でできるストレッチや軽い筋トレなどの運動を欠かさないようにしよう。

終わりに

私の兄は現在72才ですが、町の健康診断にもここ数年行っていません。しかし、健康でしっかり自分の足で歩いています。配達の仕事があれば、自動車にも乗っています。(自動車は免許返上してほしいですが)

私も、今年は氏の健康診断に行くことは山っています。健康診断は三密になりますし、やはり院内感染の方が怖いと感じています。

また、今更病気が見つかっても、手遅れであまり変わりないかとも思っています。

明日は、『この「7つの症状」が出たら、コロナ禍でも病院に行きなさい』(文春の記事)を紹介します。

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