江原啓之【あの世の歩き方】この世じまいの“地図”を手にすればもう迷わない!
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江原啓之【あの世の歩き方】「あの世はある!」とハッキリ断言
「あの世」があるか? どんなところか? 知りたいと思っている方に
「あの世」のことを話しても、『現実的には「あの世」を信じていない』と言う人が多いです。私もそうです。
しかも、「あの世」のことをきちんと語ってくれる人もいません。いたとしても、なんか胡散くさい霊能者としか思えません。
やっぱり「あの世」のことを聞くなら、江原啓之さんですよね。
そこで、江原啓之著『あの世の歩き方〜この世じまいの“地図を”手にすればもう迷わない!』を、読んでみました。
なぜ死後の世界がわかるのか
なぜ、私が死後の世界をこうやってお話しすることができるのか。ひと言で言えば、死後の世界とのつき合いが長いからです。
私が最初に霊を視たのは10歳のとき。そして霊的な世界の勉強をし、訓練したことに加え、もうーつ大きいのが、15年に及ぶ個人カウンセリング(現在カウンセリングは休止中)を通して、たくさんの事例を目の当たりにしたことでしょう。今は亡き人の、生前の姿を彷彿とさせるメッセージは、人は死して死なないこと、あの世の旅がどういうものかをまさに知ることでもあったのです。
もちろん、私があの世のすべてを知っているわけではありません。カウンセリングでの霊視を通してさまざまな死に方、死後の旅路を見聞きし、多くの心霊研究レポートなども学んで、だいたいわかってきたというだけのこと。
ですから私は今も、あの世とこの世を学んでいる最中なのです。
このように、江原啓之さんはハッキリ死後の世界「あの世はある!」と書かれています。
『あの世の歩き方』はあの世のガイドブック
旅行に行く前に、旅行先の情報を調べるようにガイドブックを見たり読んだりします。そんな「あの世」のガイドブックが必要だと、江原さんはこの『あの世の歩き方』を書いたのだそうです。
ただ、なにぶん「あの世」の写真やマップ(地図)はありません。時間と空間を超越した想念の世界です。
また、私たちは「あの世」と「この世」は行き来しているそうです。誰もが睡眠中に行っているのだそうです。すべての夢がそうではありませんが、夢は「あの世」とつながっていることが多いそうです。
あの世の暮らしはどう始まるか?
ずばり、臨終 → 目覚めとお迎え → あの世の暮らし(幽現界での学び→幽界)です。お迎えは、自分と波長が合う人がやってくるのだそうで、安心ですね。
そして、死んだことがわかると、「あの世」の旅が始まります。お迎えが来ても、死んだことに気づけないと浮遊霊になることもありますから気をつけたいところです。と言っても、死んでからのことですが……。
【現 界】この世
【幽現界】現界と重なり合っている。でも、次元が違うので、気配を感じたり、幽霊を見たりする。
【幽 界】あの世
類は友を呼ぶ「波長の法則」上の世界・下の世界の概念
類は友を呼ぶ「波長の法則」で、同じような想念を持った魂が集まるのが「あの世」です。たとえば、
- 音楽好きの人々は、音楽サークルに
- 職人気質の人々は、職人サークルに
- 食べ物好きの人々は、グルメサークルに
- 女好きの人々は、遊郭のような世界に……
また、幽界には上の世界と下の世界というような概念がありますが、下の世界とは欲望や現世に囚われている状態で、魂がまだまだ浄化してない俗っぽいところです。政治家や宗教家もいるそうです。
「魂の浄化」を妨げているのが頑固さで、つまり他人の言うことを素直に聞けない人々に多いそうです。
ところで、「魂の浄化=成仏」は、「あの世」の学びです。
魂の浄化=成仏=孤高に過ごせるようになること
「あの世」では、自分を見つめ直すために、この世で送った人生すべてを振り返るそうです。アカシックレコードといって、すべて見せられるそうです。ちょっと恥ずかしいことは、見たくないですね。
魂の浄化では、現生でのしがらみ、死んでからの気づきで「すべてを赦す気持ち」になることが大切だそうです。だから、成仏、仏様ですね。「孤高に過ごせるようになります。
「あの世」の7つのQ&A
- 臨終の時は苦しくはないのか?
市の瞬間はスーッと眠るような感覚で苦しみはありません。苦しく見える表情もありますが、それは魂と肉体が分離するのに手間取っているからだそうです。魂と肉体をつないでいるのが、シルバーコードと言います。 - 「あの世」には死なないといけないの?
前に書いたように、夢では行くことも多いそうです(一時的な里帰り)。ただ、忘れることが多いのは、起きてからの生活に影響しないようになっているから。 - どんな人がお迎えに来てくれるのか?
類は友を呼ぶ「波長の法則」で、同じ想念を持っている方がお迎えに来てくれるようです。西洋人では、天使になって現れたりするのは、そういう信仰=想念を持っているからでしょうか。 - お線香やお経は霊に届くの?
届きます。ただし、その気持ちが届くということ。下の世界にいる人々で、まだ俗っぽい人々には届くようです。 - 「あの世」では、自分より先に死んだ子に会えるのか?
会えるそうです。流産した子や水子もお迎えに来ることがあるそうです。現生では面とむかって会ってなくとも、想念が同じなら分かり合えるようです。 - 「あの世」には地獄はあるのか?
類は友を呼ぶ「波長の法則」で、悪い魂も集まっているのです。そんな世界には行きたくはないですね。 - 自殺したらどうなるの?
追いつめられた霊は、死んでからも死んだことがわからず、自殺をするそうです。そんな悲惨な死後を迎えたくはありませんね。類は友を呼ぶ「波長の法則」もあり、浄化に時間がかかります。だから、自殺はしないこと。価値があるから生きるのではなく、生き抜くことに価値があります。
「あの世」は死んでみないとわからない⁉︎
「あの世」の第一人者である江原啓之さんは、ハッキリ「あの世」はあると言っています。安心しましたか?
…?…?…?
そう簡単に、私も「あの世」があるとは信じられません。私は自分が頑固者だとは思っていませんが……。「あの世」は死んでみないとわからない⁉︎ が今の私の気持ちです。
でも、どんな人がお迎えに来てくれるか? と想像するのも楽しいですね。
江原啓之【あの世の歩き方】[後編]では、この世の面倒をなくす「この世じまい」という旅支度の感想をまとめてみます。