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江原啓之、2022年のワード『亀裂』
コロナ禍と言われて久しい今、新しい年を想像しても、不安が先立つばかりかもしれません。でも最初に申し上げたいのは、未来は何も決まっていないということ。
そして「備えよ、常に」という言葉です。私はその年を表すワードを講演会などでお伝えしていますが、それは心構えをするためです。
「こういう傾向になりやすいですから、備えをしっかりしましょう」と。準備を怠らず、自らで運命を切り拓くがごとく行動すれば、どんな未来も良きものにできます。
2022年に関して言えば、ワードは「亀裂」。言葉だけ聞くと、厳しい年になりそうだと思うかもしれませんが、慌てないで。
亀裂にも「良い亀裂」と「悪い亀裂」があるのです。
良い亀裂というのは、亀裂から明るい兆しが見えること。亀裂をきっかけにガラリと状況が変わるかもしれませんが、心機一転ととらえれば前向きに進めます。
一方で悪い亀裂というのは、今までくすぶっていたものが亀裂から吹き出すこと。
例えば、たまりにたまった不満が出て夫婦が別れるなどは、人間関係における悪い亀裂と言えそうです。
土地の亀裂、地震も注意したいですね。
『亀裂!』2022年、関東大震災がきたら……
- 2021年8月、富士山が噴火しなくてよかった…
- でも、最近地震が多い……ちょっとヤバイ?
- コロナ感染は抑えられていたが、オミクロン株が市中感染!
と不安を覚えている昨今、『クロワッサン』(1/10号)に出ていた江原啓之さんの2022年のワードは『亀裂』。
『土地の亀裂、地震も注意したいですね』
2022年に、関東大震災がきたら……と、不安が頭をよぎりました。しかし、『亀裂にも「良い亀裂」と「悪い亀裂」がある』と江原さん。
何はともあれ、『クロワッサン』で語っている江原啓之さんの心構えに耳を傾けてみましょう。
©️クロワッサン
「家と自分の運気を整える」9つの心構え
ふつう、「自分の運気」は考えますが、江原さんは、「家の運気」も考えます。
たとえば家の掃除。「心地よくこの家で過ごせますように」という思いを込めながら行うと、その良きオーラが家につくそうです。オーラマーキングといいます。
自分と家の運気を考えるキーワード
興味のある方は『クロワッサン』(1/10号)を見てください。
江原さんは何気ない日常の当たり前のこと(習慣?)を、静かに実行することの大切さを語っています。
- 散歩で無心に
問題がある時、江原さんは歩くそうです。歩いた後は無心になるそうです。なんか、無性に歩きたくなりました。 - 朝の掃除と水仕事
男はなかなか家の掃除、特に雑巾掛けはしないのではないでしょうか? 小学生の頃の教室掃除を思い出しました。家事の水仕事は、禊ぎ(みそぎ)に通じるそうです。 - 部屋の模様替え
「亀裂」を良い意味で、利用する方法。引越しは今までの人間関係を変える「亀裂」になります。引越しでなくても、部屋の模様替え—お花を飾る、テーブルやソファの布カバー替えなども。元気が欲しいなら、赤やオレンジの暖色系を。落ち着きたいなら青などの寒色系を。 - 1日のリズムを整える
規則正しい生活が一番! - 自分の体を優しく整える
「お風呂で体を洗うとき、ボディタオルなどを使う方が多いと思いますが、ぜひ素手で自分に触れてみてください。理由は2つ。まず、しこりなどに気づきやすく、健康管理に役立ちます。そして、触れることで自分を優しく労る意識が高まります」 - 生き物や自然との共生
「(江原さんは)東京生まれ、東京育ちからの熱海暮らしで、『生き物や自然との共生』の大切さを改めて強く感じたという。人間も動物です。でも都会のなかだけにいるとその感覚がだんだん抜けていくというか、忘れると思うんです。でもそれはちょっと危ないよ、と。人間だって自然の一部だし、自然に生かされている動物であることは忘れちゃいけない」 - いい意味でわがままに
「世の女性たちはもっといい意味でわがままになったらいいと思う。お母さんが幸せなのが、一番家族のためになるんです。何より笑顔が増えます」 - 光と風と音
自分の周りの自然—光と風と音を意識することはあまり、というかほとんどありません。もっと、こだわるべき、と江原さんは語ります。思えば長いあいだ、光と風と音を感じる生活をしていません。お金の心配ばかりです(悲)。 - 自分に合う暮らしを想像
「人によって何が幸せかは違います。自分がどうしているのが一番幸せで心地いいのか」2022年といわず、今からでもじっくり考えるべきですね。
2022年『亀裂』をバネに自分構築
自分の人生をどう捉えようが、「今生きている」。1年中悩んでばかりいても、逆に能天気に暮らしてきたとしても、「今生きている」。
なら、もっと人生を味わってみたほうがいい、と思える江原さんの語りでした。