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日本三景「天橋立」一生に一度は見たい!
日本三景は松島・天橋立・宮島です。前回は宮島の厳島神社を「死ぬまでに一度行きたい!」と取り上げましたが、日本三景の1つ『天橋立』には2020年11月22日に行くことができました。
歩き始めたのが、ちょうど朝の7時ごろでした。ですから、清々しい空気に満ちていましたので、普通に歩けば30分ぐらいですが、約1時間かけてゆっくり歩いてみました。
天橋立のいわれ—『丹後国風土記逸文』より
与謝の郡。郡役所の東北隅の方向に速石の里がある。この里の海に長くて大きな岬がある。 前の方の突出部を天の椅立(はしだて)と名づけ、後の方を久志の浜と名づける。そういうわけは、国をお生みになった大神の伊射奈芸(いざなぎ)命が天に通おうとして梯子を造り立てたもうた。それ故に天の椅立といった。
ところが大神がお寝みになっている間に倒れ伏した。そこで久志備(くしび・神異)であられると不思議にお思いになった。それ故、久志備の浜といった。中ごろから久志というようになった。
日の出:7:09撮影
江原啓之 スピリチュアル 「天橋立」元伊勢神社
丹後一宮 元伊勢 籠神社
寵神社に関して、ぼく(江原啓之)には個人的な縁があります。かつて、神主として奉職させていただいた神社の先代宮司で、大変に可愛がってくださった方が、籠神社の宮司と親しくしておられたのです。どちらの宮司も、スピリチュアルな感性に優れ、高い視野から神道に身を捧げておられます。
元伊勢として名高い丹後国の一之宮ですから、籠神社のご神気は、とても素晴らしいものです。ご本殿を参拝したとき、ぽく(江原啓之)の霊眼には、はっきりと日の出の光景が見えました。
太陽神であるアマテラスオオミカミのご神霊は、確かにこの地に宿っておられたのではないでしょうか。
【主祭神】彦火明命(ヒコホアカリノミコト)
天孫降臨のニニギノミコトの兄弟神。海の奥宮である冠島(かんむりじま)に降臨。冠島は天橋立を眺められる傘松公園から見られます。
【相殿】
天照大神(アマテラスオオミカミ)
豊受大神(トヨウケオオカミ)アマテラスのお食事番
海神(ワタツミノカミ)
天水分神(アメノミクマリノカミ)
籠神社はもともとは豊受大神をお祀りしていました。第10代崇神天皇の時に、豊受大神と天照大神をご一緒にお祀りした後、天照大神は第11代垂仁天皇の御代に、豊受大神は第21代雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢にお遷りになりました。その故事から、元宮という意味で「元伊勢」と呼ばれているそうです。
奥宮 眞名井神社と磐座
パワーにかけては、籠神社をしのぐほどの強さを持っているのが、奥宮である眞名井神社です。小さなお社があるだけの、素朴なたたずまいの境内は、思わず訪れる人をすくませてしまうほどの、圧倒的なご神気を放っているのです。
眞名井神社の社殿の背後には、磐座と呼ばれる大きな石があります。神代の昔から存在していたもので、向かって右側にトヨウケノオオミカミ、左側にアマテラスオオミカミが宿っておられたと伝えられています。
貴重なご宝物にもかかわらず、間近で拝見することができるので、眞名井神社を参拝したときは、ぜひ拝見させていただきましょう。眞名井神社は、知る人ぞ知るパワースポットであり、著名な霊能力者たちが数多く参拝している聖地でもあります。
ぼく(江原啓之)の見たところでは、神秘的なエナジーを集める、いわば磁場のような場所ではないかと思います。
ここより先[撮影禁止]
©️眞名井神社〈公式サイト〉より
磐座(いわくら:神が宿る石)。奥宮 眞名井神社の裏に鎮座。高さ1.2mほど。撮影禁止。「これぞパワースポット!」という凄い神秘さを感じました。撮影禁止なので公式サイトより、お借りしました。
丹後一宮 元伊勢 籠神社と奥宮 眞名井神社の御朱印
雪舟筆「天橋立図」
縦89.4cm×横168.5cmでほぼ畳1畳分の大きさ。20枚の紙が貼られている絵図です。この「天橋立図」はどこか1点の視点から描かれた絵図ではありません。そのためか、強調のためか松の高さや大きさが不自然です。
中央左が知恩寺で、右やや上が籠神社(このじんじゃ)と眞名井神社になります。知恩寺と天橋立の間には、現在は回旋橋がかかっています。船が通るたびに、真ん中の一部が回転し、航路を開きます。
天橋立神社
天橋立の中央にあります。「縁結び」で人気のパワースポット。
【ご祭神】
明治時代の史料では伊弉諾冊命(イザナギ)
江戸時代の史料では豊受大神と大川大明神・八大竜王。
飛龍観
股のぞきをして飛龍観を見るのですが、あなたには龍が見えますか?
[出典]天橋立ビューランド(上の写真では向こう側にあります)