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江原啓之 スピリチュアル〈タブー〉に答える その5
江原啓之著『スピリチュアル タブーブック禁』より。
①パワースポットへ行けば、パワーがもらえる?
行けばいいというものではありません。
自らを客観的に見つめ、よりよい自分として生きようという内観と誓いが大切です。
パワースポットとは非常に高いエネルーを持つ土地のことで、2つに分けられます。
- 火山、海、山、滝など土地そのもののエネルギーが高い場所
- 日本の神社仏閣など、この世と霊的な世界との接点のようなスピリチュアルスポット
違いは、そこに「祈り」があるかどうか。山にある神社は両方を兼ねています。
昨今のブームのような御朱印集めやパワースポット巡りは、意味がありません。また、次の5つも心がけてください。
- 日頃の自分を謙虚に見つめる内観
- 内観によって反省した改善策と新たな計画や目標への誓い
- 1と2により、おみくじの言葉の中にひらめきが与えられます
- 心の癒し
- 体の癒し
真摯でゆとりのある、パワースポット巡りをしたいものです。
⑤神社仏閣の石や木の枝を持ち帰るなどは、絶対にやめましょう(下参照)。
②遅い時間に参拝するのは良くない?
日が暮れてから翌朝までは、未浄化霊が活発に動きまわる時間です。
遅い時間に参拝に行って、憑依されないよう、ご用心。
神社にも、現世の人と同じように救いを求める未浄化霊がたくさんいます。
ただし、年末年始や縁日には、境内は高級霊に守られていますから夜遅く行っても構いません。
ところで、夜中に行う「丑の刻参り」ですが、霊の力をネガティブに利用しています。
また、近くにたまたま来た「ついで参りはいけない」ですが、敬意をもって参拝するなら、構いません。
③おみくじの結果が悪ければ、引き直す
おみくじは一度きりと心して。神様にお願いをしておきながら、
結果を否定するのはツール違反で失礼なことです。
おみくじは、「本日はお言葉をお伺いしたく参りました」などと、襟を正して受け取ります。1日に1度だけです。翌日すぐ引き直すのも考えもの。
おみくじで重視するのは最初の一文。的を得たメッセージが、読み取れます。大吉、凶などは、あまり関係ありません。厳しい暗示でも受け入れ、反省と改善の努力をしましょう。
④願いが成就した護符は取っておくべき?
護符とお守りは同じようなもの。
願いが叶えられたら、感謝の気持ちとともに、神社にお焚き上げをお願いしましょう。
願いが叶った護符は、愛着が出てきて肌身離さず持っていたいと思います。しかし、お守りと同じように1年たったらお返しするのがルール。神社仏閣が遠くの場合は、同じご祭神の神社仏閣にお返しするか、元の神社仏閣に郵送しましょう。
⑤神社仏閣の石や木の枝を持ち帰ると、お守りになる?
お守りどころか災いのもと。持ち帰っている人は必ず元の神社仏閣に返すこと。
石や枝には、参拝者たち、未浄化霊の苦悩や我欲の念が宿りやすいからです。
石1つ、小枝1本、絶対に持ち帰ってはいけません。
自分の幸せのために、神社仏閣のものを持ち帰る心そのものがいけません。そこで生じたカルマが、トラブルのもとになります。江原啓之さんは、靴の溝に入った小さな石まできちんと落として帰るそうです。