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江原啓之 スピリチュアル〈タブー〉に答える その5
江原啓之著『スピリチュアル タブーブック禁』より。
①守護霊は、どんな災いからも守ってくれる?
守護霊は、厳しくも優しい「魂の親」。
あなたの成長を願っているからこそ、トラブルもあえて経験させます。
守護霊にお願いすることは、間違いです。願い事が現世の利益でしかなく、あなたの成長の邪魔になるような場合は叶えたりしません。逆に、成長になるようでしたら、あえて試練にあわせます。
守護霊は、試練を乗り越えて成長することが、喜びに結びつくと知っているからです。
②守護霊は、ときどき供養しなければならない?
供養とは浄化していない霊に対してするもの。
高度に浄化した守護霊に、供養はいっさい必要ありません。
「あなたの守護霊を供養しましょう」
などと言う霊能力者は、霊的真理をわかっていない証拠です。
「守護霊をつけてあげます」
「守護霊を変えてあげます」
と言う霊能力者にも要注意。人間にはそういうことができません。
③因縁は全て取り除いた方がいい?
因縁の影響を受けるかどうかは、本人の波長しだい。
因縁のない人はいません。人は因縁があるから、生きているのです。
「あなたは因縁が強い」
「因縁の強い家系だから、不幸なのです」
と言われても、除霊などしてもらっても一時的なこと。そう言われて、ショックで波長が下がることこそタブーです。
自分の先祖がした悪いことによる未浄化霊が、霊障を及ぼしてくる可能性もあります。が、その影響を受けないよう、波長を高く保っていれば大丈夫です。
ところで、「因縁」はなぜこうも暗く恐ろしく思われるのでしょうか?
因縁とはカルマです。
この克服すべきカルマがあるから、人間は生まれ生きていくのです。
「あなたの因縁を全て取ります」と言う霊能力者にもご注意。
現実的に、全ての因縁を他人が取り除くことはできません。また、因縁がなければ、この世に生きていく必要がなくなります。
④悪い霊に憑かれた時は、お祓いしてもらえばいい?
憑依は「波長の法則」で起きます。
未浄化霊と引き合ってしまった自分の未熟さを改めない限り、お祓いは一時しのぎになります。
ところで、憑依は恐れる必要はありません。憑依は「類は友を呼ぶ」という波長の法則でおきます。だから、気の合うお友達、自分が怖いと言っているようなもの。だから、憑依された自分の未熟さを直視しましょう。
憑く霊が悪いのではなく、憑かれるあなたが悪いのです。
悪質な憑依を避けたければ、普段から人格を高めておくことです。波長を高く保っていれば、憑依されることはありません。
⑤金縛りにあった時は、お経が効く?
「霊を絶対にはねのける」という念力の強さが決めて。
お経がすべてではありませんが、念力の補助にはなります。
心霊現象の「金縛り」とレム睡眠の違いとは?
金縛りではないレム睡眠とは、意識は醒めているのに、肉体は眠っている状態です。
心霊現象なら、前兆として「ザーッ」という雑音があたりを渦巻いているように感じ、耳鳴りやめまいを覚えます。そのあと一瞬の間が空き、動けなくなります。霊の気配や、何者かが体に上がってくるような感触を覚えます。
「金縛り」にならないコツは?
耳鳴りやめまいのあとに一瞬の間が空く時、
- 丹田に力を入れ思い切り吐く
- 霊をはねのける気持ちで全力で寝返りをうつ
- 「南無阿弥陀仏」か「何妙法蓮華経」とお経を唱える。大事なのは念力の強さです。