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江原啓之 スピリチュアル〈タブー〉に答える その9
江原啓之著『スピリチュアル タブーブック禁』より。
①家に神棚がないと、神様に守ってもらえない?
お札が、一番重要です。
神棚がなくても、お札を祀るだけでいいのです。
神棚とは、神様を「遥拝(遠くから拝む)」するためのものです。神棚には、神様はいません。
神棚がない場合、お札を壁に掲げたり、棚の上に置いたり、場合によっては額縁に入れてもいいでしょう。要は、お札をお祀りしてください。
お札を祀る時は、北を背にして南向きか、西を背にして東向きにします。壁によっては、その中間の南東向きでもいいでしょう。
②仏壇と神棚を同じ部屋に祀らない?
同じ部屋にあっても構いません。
ただし、仏壇を神棚の真下に設置するのは避けましょう。
仏壇と神棚が上下一列にあると、どちらにお願いしているのかわかりません。「神様仏様」と一緒くたに拝むのは間違い、意味が違います。
③ツバメが巣を作ると、その家は栄える?
ツバメは、スピリチュアルな生き物。
巣をかける時は、エネルギーの強い場所を選びます。
ツバメが巣を作ったから、その家が栄えたのではありません。反対に、その家に高いエネルギーがあるから、ツバメが反応して巣を作るのです。
蛇足ですが、〈カラスが鳴くと死者が出る〉こともあるそうです。
④お盆やお彼岸のお墓参りの帰りには、振り返ってはいけない?
故人と私たちが、お互いに未練を持たないようにです。
大切なのは、“振り返らない心”です。
私たちが「お墓詣りは、これでおしまい」と未練を残さないようにすれば、
故人も「あの世に帰らなければ、会いに来てくれてありがとう」と未練を残しません。
だから、振り返ってしまう未練がましい(あきらめられない)心が、いけないのです。
⑤幽霊をよく視るのは、霊感が強いから?
霊感が強くないと視えません。
高い波長を保っていれば、未浄化霊を視ることはありません。
幽霊は、たいがい浮遊霊や地縛霊です。だから、そんな幽霊が視えるからといって、得意になるようなことではありません。むしろ、悩みや嫉妬、執着や欲望といったネガティブな低い波長が出ている時に、同じ波長の幽霊と出くわすのです。
幽霊が視えてしまった時は、目を合わせないこと。霊が『私に気づいてくれた』と寄ってくるからです。また、『私には何もできません』と念じます。同情は憑依を招きます。